カナルワークスは、フルレンジのバランスドアーマチュアユニットを4基搭載したカスタムイヤフォン「CW-L05QD」をモデルチェンジ。新たに「CW-L05QD2」として、10月24日に発売する。価格はオープンプライスで、直販サイトでの価格は11万円(耳型採取費用は別途必要)。また、フェイスプレートのスペシャルフィニッシュ仕様にシェルプレート2種が追加される。
引用→AV Watch(http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20151016_725912.html)
このモデルの特徴となるフルレンジ4ドライバ(QUAD DRIVE)の構成はイヤーモニターで初めて。
BAクアッドドライバの初代モデル「CW-L05QD」は、2012年に発売。「クラシックファンの方やアコースティック系の楽器を演奏される方を中心に好評」だったという。新モデルは、このクアッドドライブをさらに進化させたという。
ユニットはいずれもフルレンジで、マルチウェイタイプのように帯域の分割が無いため、「ナチュラルで定位のしっかりした再生が特長」という。クアッドドライブとすることで、ドライバ1基あたりの振幅を減らすことができ、「より低ひずみでワイドレンジの再生が可能」とする。
新モデルでは完成度をさらに向上させるため、ノズル形状などの音響管設計やイコライザ回路を見直し、「よりナチュラルで定位のしっかりした高分解能の再生が出来るようになった。CW-L05QD同様、クラシックのシンフォニーやジャズのビッグバンドなどの音楽ファンにベストマッチのモデル」と位置づけられている。
ケーブルは着脱可能。コネクタ部分には、耳へのフィット感が得られるメモリーワイヤーを内蔵。ケーブル長は127cmと162cm、カラーはクリアとブラックから選択できる。オプションで、付属ケーブルを各種バランス接続対応プラグに交換するサービスも用意されている。本体の色は25色から選択でき、フェイスプレートもカスタマイズ可能。
新フィニッシュの追加
カナルワークスのカスタムイヤフォンは、25色のカラーバリエーションから選べるほか、メタルプレートやカーボンプレート、プリントアートワークやオリジナルエンブレムなどをオーダーする事もできる。
そのフィニッシュに、新しいプレートが追加される。鮮やかな発色と年輪状の模様を採用したメキシコ貝と、穏やかな発色のホワイトシェルの2種類。シェルは薄い板状で、「ベースのフェイスプレートカラーとの組み合わせで表情が変わるので仕上がりのバリエーションが広がる」という。