「TECHART LM-EA9」開封レビュー! オールドレンズ、Leica MマウントレンズをAF化できるアダプターが進化! LM-EA7との比較も

こんにちは、iTochAnです^^

SONY EマウントのカメラでLeica MマウントレンズをAF化できるアダプターとして有名なTECHART LM-EA7の新型として6年ぶりにLM-EA9が発売されました!

進化の1つとしてLM-EA7のモーターが格納されている出っ張りがなくなったということで迷わず購入してみました😋

それ以外にも前モデルから進化した部分があるのでさっそくいきましょう!

YouTubeへレビュー動画も投稿しましたので合わせてみてもらえますと幸いです。


 

目次

レビュー

パッケージなど

前モデルと同じデザインのパッケージ(正方形になりました)

 

パッケージ内容は本体と説明書とシンプル

 

本体外観など

正面

出っ張りがなくなり円形に!

モーターが搭載されてAF化してくれるなんて思えないくらい普通のアダプターの形←褒め言葉

サイズ:約 68×18 mm

重さ:130g

繰り出し量:4.5mm

対応レンズマウント:Leioca M
対応カメラマウント:SONY E

 

裏面

 

キャップ

アダプターのキャップ類が金属製になりました。(ちょっと重いし、他の物を傷つけちゃいそうで心配←)

ですが、それには理由がありまして、特にリアキャップ。

 

リアキャップにアダプターのアップデート用の端子とmicroUSB端子が搭載されました。

以前はBluetoothでアプリを通してのアップデートでしたが今回はPCで直接アップデートすることが可能です。

TECHART公式サイトからソフトをダウンロードして、アダプターとPCを接続しUPDATEボタンを押すだけと簡単にできる印象です^^

今回はMacと接続しVer. 1.5.0にアップデートしました。


 

 

キャップを外した状態

本当になんの変哲もないアダプターにしか見えません。前モデルを使用していたので尚更感動^^

この中にモーターが4つ入っているのですからすごいです👏

側面の外観お写真はこの後のLM-EA7との比較にて掲載しております。

 

アダプターの造りも精巧です。

内側は全体がベロア生地のようなもので覆われているのも好印象です。(前モデルは下部だけでした。)

 

前モデル LM-EA7との比較

外観

外径はひと回りほど大きくなりましたが何より下部の出っ張りがなくなりスッキリしました。重さはどちらも130gと変わりません。
カメラケースやブラケット、一部のレンズなどと干渉しなくなる恩恵もあります。

 

Jupiter-8 50mm F2を前モデルで使用するとフォーカスレバーが干渉してしまいましたが、

新型では全く干渉しません!

 

個人的にはPeak Designのキャプチャーも使用できるようになったのも嬉しいです^^


 

 

側面

僅かに厚みは増しましたが側面から見てもスマートになったのが伝わるかと思います。

 

α7IVに装着して比較

装着した際の印象もスマートです。

置いた際にも上向きになることはありません。

 

LM-EA7から進化したポイント

Point!

・モーターを4つ搭載した駆動ユニットで出っ張りがなくなりスマートなデザインに

・前モデルよりも駆動音が静かに

・耐久性の向上

・内側の内面反射処理

・リアキャップの端子からアップデートが可能に

個人的な進化ポイントは上記になります。

顔認識や瞳AFにも対応したと書いてはあるのですが前モデルでも問題なく使えるので詳しいことはわかりません^^;

駆動音ですが、前モデルはジーージーという音でお世辞にも静かとは言えませんでしたが新型はシッシシ、シシの様に静かになりましたので静かな場所でも使用しやすいかと思います^^

FUJIFILM XF35mm f1.4 Rよりも静かです←

 

変化しなかったこと。

・対応レンズの重量(TECHART公式は300gから500gとの記載あり)

使用感とまとめ

α7IVとMマウントレンズって見た目の相性も良かったりします^^

 

ZV-E10でも問題なく使用できました。

 

今回の例ではL39マウントM42マウントのオールドレンズもLeica Mマウントに変換するアダプターを介すことでAF化することも可能です。

MFで使う楽しさもありますがオールドレンズをAF化して気軽に楽しむこともできてしまいます😋

 

簡単に使ってみての感想をまとめてみます。

良かった点
  • 下部の出っ張りがなくなりスマートに
  • AF駆動音が静かになった
  • 起動時にヘリコイドが繰り出さなくなった(前モデルは起動すると繰り出す)
  • 待機状態でバッテリーがあまり減らない(VER.1.5.0、9時間半変化なしを確認)
  • リアキャップでアップデートが簡単
  • 内部の反射防止加工などのビルドクオリティ
 
良くなかった点(惜しい点)
  • 前モデル同様、左右の大部分のエリアはAFが合わない
  • サポートするレンズの重量が500gまで(使えないことはない←自己責任

 

ちなみに、APO-LANTHAR 35mm F2にてフォーカスエリアをスポット:Sにして試すと左右はここまでが限界です。(追記:ZV-E10、LM-EA7にても同様なのでレンズの個体差かもです。)

ここの位置も迷うので一点手前(赤線内)が実用範囲だと思います。

上下に関しては限界までAFが合います。

 

※追記

当方所持のVoigtlanderのレンズは左右は厳しく、HELIOSで試したところ角とまではいきませんでしたが少し範囲が広かったのでレンズの個体差かもしれません^^;

また情報があれば掲載いたします。

 

まとめると以上になります。

良かった点には載せませんでしたがAF速度も気持ち速くなったかなとは感じます。←ほんとその程度の感覚

つまりは、出っ張りと静粛性が買い替えのポイントかなと思います。

自分の場合、出っ張りが無くなったこと、静粛性が上がったことの恩恵は大きいので買い替えて満足しております😊!

 

あらためまして、YouTubeの動画も見てもらえますと幸いです^^

 

本日はここまでになります。

最後までお付き合いくださり誠にありがとうございます。

何か質問などがありましたらSNSやお問い合わせ欄よりお気軽にご連絡ください^^

ではまた次の更新で!

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この記事を書いた人

カメラが大好きなヒト
『iTochAn Camera -いとかめ-』を運営
宅地建物取引士としても活動しています。

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