シャッターを切れば感動。お気軽スナップの最適解! FUJIFILM X-E4 レビュー! X-T4との比較も。

こんにちは、iTochAnです^^

梅雨があっという間にすぎ猛暑の連日。夏が始まった…

今回は3月に購入しましたFUJIFILM X-E4のレビューをしたいと思います。

購入してからはや4ヶ月😅

購入した経緯ですが、今まではα7IIIと併用する形でX-T4を使用しており、写り、色、多機能であること含め満足しておりました。YouTubeの動画撮影もα7IIIから立場を奪うくらいです←

しかし、SONY  α7IVを購入(これもレビュー書いてない…)したこともあり万能機としての立場はα7IVに譲る形に。

そうなってくるとスチル用途になるのですがサイズ感が気になり、コンパクト軽量でありながらX-T4と同じX-Trans CMOS 4センサー、X-Processor 4エンジンを搭載し写りに相違がないX-E4に白羽の矢が立ち購入を決めました。

 

この辺も踏まえてレビューをしていきたいと思います^^

下記動画も参考にしてもらえますと幸いです。

 

目次

レビュー

パッケージ内容

パッケージ内容は、バッテリー(NP-W126S), USB-type-Cケーブル, ストラップ, ヘッドホン用アダプター, 説明書類

 

カメラストラップはレザー調で細くX-E4にも合うデザインで好印象。

 

外観(X-T4と比較しながら)

正面

  X-T4 X-E4
サイズ (幅)134.6mm×(高さ)92.8mm×(奥行き)63.8mm (幅)121.3mm×(高さ)72.9mm×(奥行き)32.7mm
重量 607g(バッテリー、SDカード込) 364g(バッテリー、SDカード込)

X-T4と比べると一回り小さく奥行き、重量に至っては半分くらいになっております。

デスクに置いてある状態で片手でサッと持ち上げてみるとX-E4の軽さに驚きます。

X-T4は良くも悪くズシッと重みを感じます。

カラーですが、どちらもマグネシウム合金のシルバーでも並べてみると色味と質感が異なります。

X-T4は暗めでメタリックな金属な質感、X-E4は明るめでマットな質感でカメラの雰囲気に合っております。FUJIFILMさん素晴らしい👏

 

側面

並べてみるとX-T4の厚みを感じます。

 

どちらのカメラも向かって右側に端子類が配置されております。
X-E4:マイク,リモート端子、Type-C端子、microHDMI端子

X-T4:マイク端子、リモート端子、microHDMI端子、Type-C端子

 

X-T4にはグリップがあるので厚みがあります。

こうやって並べてみるとX-E4のコンパクトさが際立ちます。

またT4にはSDカードスロットが配置されております。(E4は底)


 

 

上面

X-E4はシンプル、X-T4にはISOダイヤルもありメカメカしい←好き

X-T4のダイヤル下にあるレバーでスチルとムービーの切り替えや、ドライブモードの切り替えもできます。

ダイヤルを回した感触もX-T4の方がしっかりとした印象です。

ちなみにX-T4にはシューカバーが付属していましたがE4には付属しておりません。

 

背面

背面、特にボタン類は大きく異なりますね。FUJIFILMが想定する撮影スタイルの違いなのでしょう。

操作感についてはまとめで記載したいと思います。

液晶モニターはどちらも3インチ 162万ドットになります。

ファインダーはX-E4が0.39型約236万ドット、X-T4が0.5型約369万ドットです。

 

ちなみに液晶の保護ガラスは下記製品を使っています。

安くて品質とメーカーさんの対応も良くてα7IVでも愛用中←

 

X-E4がチルト、X-T4はバリアングルとこの点も大きく異なります。

動画撮影の際はバリアングルが良いですが、スチルは手数少なくローアングル等に切り替えができるチルト液晶の方が良いなとあらためて感じました。

万能機とスチル機で液晶の棲み分けは大切だなと。


 

まとめ

X-T4からX-E4に買い替えてどうだったのか結論から言いますと正解でした!

まず自分の場合、FUJIFILMのカメラはサブ用途、主に考えて撮影するよりスナップ感覚で軽快に撮影することに重きを置いておりました。その点でX-E4の軽量コンパクトさはX-T4と比べて圧倒的に違いました。

そして、出てくる画はX-T4と変わらず素晴らしいです。

上の写真の様にXF27mmF2.8 R WR(これもレビューしないと…)と合わせればコンデジに近い感覚で気軽に持ち運べますし、バッグの空いたスペースにすっぽり収まってくれたりします。これがまた嬉しい^^

X-T4からX-E4に切り替える前に自分が気になっていた点と結果どうだったのがを記載したいと思います。

 

X-T4からX-E4へ買い換える前の私の懸念点

防塵防滴性能

雨が降るなか傘片手に撮影してもカメラが軽いので苦にならないのと、小雨程度なら大丈夫かなと割り切ってます笑 

なので問題ありませんでした。

 

EVFの性能

X-T4の0.5型約369万ドット(0.75倍)から0.39型約236万ドット(0.62倍)へスペック上落ちましたが、覗いてみるとX-T4の方が明らかに綺麗に感じます。

ですが比べればという話でMFレンズを使用しても合わせられないということはありません。(拡大機能もあるので)

特に私の場合はX-E4の用途として軽快にスナップが目的ですのでEVFは覗かずにモニターを見るかノールックで撮影することが多いため問題ありませんでした。

 

手ブレ補正

X-T4にはボディ内手ブレ補正が搭載されておりますがX-E4には搭載されておりません。

カメラの作法としては良くないかもしれないのですが、片手でパシャっと撮る際に手ブレしないかなと心配しておりましたがこちらも問題ありませんでした。

ただ、シャッタースピードを気にするような環境では当たり前のようにブレますので配慮するようにはなりました。

もちろんこのサイズ感、重量でで手ブレ補正を乗せることができるのであれば欲しい機能ではあります。でもブレって被写体ブレの方が多い気もしなくもない←

 

バッテリー

X-T4の大容量バッテリー(NP-W235)ですがX-E4はNP-W126Sです。

購入前はX-E4で動画は撮らないので大丈夫かなと思っておりましたが結果、1個では心許ないのが正直な印象です。私みたいなライトユーザーでこれなのでヘビーユーザーは厳しいかもです^^;

 

ボタン類の少なさ

軍幹部はもちろんの事、背面は顕著にボタン類が簡略化されており不便になるのではないかと懸念しておりましたが全く問題ありませんでした。

シャッタースピードはダイヤル、前面ダイヤルにISOの切り替え(ISOは基本AUTO)、FUJIFILMはほとんどのレンズに絞りリングが付いているので絞りはそれで、あとはフィルムシミュレーションをすぐに切り替えられるように割り当てておけば、自分の場合困ることはなかったです。

細かな設定を行いたい場合はQボタンを押せば複数の項目にアクセスできたり、カスタムした設定に切り替えることもできます。

 

X-E4 はこんな方におすすめ

前置きとしてX-T4とX-E4はどっちが良いではなくどっちも良いというのが印象です。

つまり、用途に合わせてしっかりと棲み分けがなされておりFUJIFILMさん素晴らしい👏

むしろメインカメラがX-T4でサブカメラにX-E4でも良いくらいです^^

では、どっちがどんな人におすすめなの?となると思うので私なりの回答です。

 

X-E4がおすすめな方
  • 重いカメラは嫌だ、軽量コンパクト優先
  • サブカメラが欲しい
  • 望遠レンズは使わない
  • 滅多に動画は撮らない写真をとにかく撮る
  • 設定を頻繁に変えながら撮影はしない
  • スナップを気軽に撮りたい、楽しみたい

 

X-T4がおすすめな方
  • 重さ、サイズは気にならない
  • 望遠レンズをよく使う
  • 過酷な環境でも使いたい
  • 写真だけでなく動画も撮りたい
  • 設定を細かく変えながら撮影したい
  • 静かなシャッター音が良い

 

と、各カメラのおすすめの方はこんな感じになります。

あらためて並べてみても相反するカメラなんだなと思います。

選ぶ際のポイント項目は太字にしましたが、動画を撮影したい方、望遠レンズを使う予定がある方はX-T4を選べばまず間違い無いかと思います。(価格やサイズ感も加味するとX-S10という選択もおすすめです🫢)

繰り返しになりますがFUJIFILMは撮って出しで綺麗なので動画も美しいです。

 

 

X-E4のレビュー記事なのでX-E4のまとめ 

X-E4は気ままにパシャっとシャッターを切るだけで撮って出しで感動させてくれる素晴らしいカメラです。

もちろんしっかりカメラを構えて構図を決めて撮影しても裏切りません。

FUJIFILMを迎え入れてから数年経ちますが未だに感動させられます。

カメラのデザインもシンプルで首から下げていてもお洒落な印象です。

ストラップやケース、シャッターボタンなどでドレスアップを楽しんでも良いと思います^^

 

X-E4はこんな方におすすめ!

サブカメラをお探しの方

軽量コンパクトなカメラが良い方

スナップ、日常を切り取りたい方

写ルンですのような気軽さが欲しい方

お洒落なカメラがほしい方

フィルムシミュレーションを使ってみたい方

 

長々となりましたが最後までお付き合いくださり誠にありがとうございます。

何か質問等がありましたらコメント欄やSNS等でご連絡いただけますと幸いです。

下記動画もあらためて参考にしてもらえますと幸いです。

ではまた次の更新で!

 

 

 

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この記事を書いた人

カメラが大好きなヒト
『iTochAn Camera -いとかめ-』を運営
宅地建物取引士としても活動しています。

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