所有欲を満たすデザインにボケを楽しめる銘玉28mm! NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type II レビュー 作例あり

こんにちは、iTochAn(@iTochAn_Camera)です。

Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type II シルバー VMマウントを購入しましたので紹介したいと思います。
Leicaで広角レンズを使うのは未知数なので楽しみです!

レンズ外観やLeica装着時のサイズ感などYouTube動画も参考にしてもらえますと幸いです。
もし良かったらチャンネル登録してもらえますと励みになります😌

目次

購入した経緯

購入した経緯ですが、京都旅行などの街中などでLeica M10-RにSUMMILUX 50mm f1.4 ASPHを付けスナップをしていると、もっと広く写したいなという場面に多々遭遇しました。
下がれば良いじゃんと思う方もいるとは思いますが、「思いの外、道が狭くて下がれない」場所が多い気がします。
逆に寄るのはしやすいですし、クロップもできますのでそれなら広く撮れるレンズをということです。
それと単純に広角レンズをライカで使ってみたいというのもあり今回、購入しました。

レンズ外観など

NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Asphericalには4種類のデザインバリエーションが用意されています。
アルミ外装で軽量なType Iはマットブラックペイントとシルバー、真鍮製で重厚感のあるType IIはブラックペイントとシルバー仕上げとなっています。
1960年代前半に発売された名玉を想起させるデザインに惚れ、私は迷わずにType IIを選択しました。

“1960年代前半に発売された名玉”といわれて想起するのは、貴婦人とも称される「Leica Summilux M50mm F1.4 1st
貴婦人の通常モデルはリングの凹部にローレット加工が施されているのですが、極最初期のレンズに凸部に加工が施されたものが存在します。
通称「逆ローレット」と呼ばれ、生産数が定かではない希少性の高いものなのですが、
なんと!このNOKTON Vintage Line 28mm F1.5も同じ仕様なのです!
ぜひ画像検索してみてください。

重量が330gなのでずっしりとした重みは感じますが、レンズの質感は非常に良く所有欲を満たしてくれます。
全長は45.5mmとコンパクトです。

フィルター径はφ43mmと抑えられています。
ちなみに貴婦人も43mm←

画面周辺部での色被り対策を施した8群10枚構成の光学設計

Type IIのみの仕様なのですが、フォーカシングレバーの窪みにあるネジを外して付属しているフォーカシングノブを装着することが可能です。

ライカなどのレンジファインダー機で撮影中にノブに触れることでおおよその距離を把握することができます。
ちなみにフォーカシングノブが真下に来るとちょうど1mの距離です。

絞り羽根枚数は12 枚です。
参考までに左上からF2、F2.8、F4、F5.6です。

別売りのバヨネット式レンズフードLH-6を取り付けることが可能です。
余談ですが、LH-6を買おうとしたらどこのお店もお取り寄せ状態で悲しんでいる中、NOKTON classic 40mm f1.4で使っていたのもLH-6だと気付き防湿庫を探した所、眠っていました🙌
売らないで保管していた過去のiTochAnナイス!と心の中で叫びました笑
レンズフィルターもそうですが売らないで取っておくと後々助かる事が多々あるので保管しておくのもありかも。

作例を見ながらまとめ

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical, 1/250, F1.5, ISO100

Leica M10-Rの撮って出しファーストショットです📸 
その場の空気感も感じる描写にファーストショットからハッとさせられました。

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical, 1/125, F1.5, ISO100

絞り開放でもピント面はシャープな描写です。
28mmと広角ですがF1.5ということもあり、ボケ感も感じられます。

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical
Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical(retouch)

ここからは先日、銀座へおでかけした時の写真です。F値は忘れてしまったのでごめんなさい←
ソニーストアに用事があったので立ち寄った、同建物内にあるNISSAN CROSSINGです。
一緒に行った従兄弟が詳しいので解説してもらったりしていました笑

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical
Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

このような展示物を撮影するのにも28mmは非常に使いやすかったです。
いつも使用しているSUMMILUX 50mmでは距離的に全体を写すのは無理だったと思います。

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical(retouch)

NISSAN CROSSINGの窓を眺めていたら日産のGT-Rが走ってきたのでパシャリ

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical(retouch)

モノクロも雰囲気が出ておもしろいです。
色の情報が少なくなるとまた写真の見方も変わりますよね。

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical(retouch)

窓から夜景を撮ろうとしたら写り込みが入って逆におもしろい画が撮れた写真

Leica M10-R+NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical(retouch)

最後の写真は今回のお出かけでのお気に入りの一枚📸 
路地にあるヨドバシカメラの看板に目が惹かれたので撮りました。
新宿ではカメラ屋巡りをして、ここヨドバシ新宿東口店に他店では置いていないFUJIFILM GFX 100 IIが期間限定で体験できるとのことで触ってきました😋 触ると欲しくなるGFX…
今回は用事がメインだったのと、他の予定が詰まっていたのであまり写真を撮れませんでしたが、都内は飽きずに一日中スナップできますね←今度は写真メインで都内スナップをしたいと思います。

NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Asphericalを使ってみて、

このレンズ、素晴らしいです。

開放から中央に芯のあるNOKTONらしい雰囲気のある写真も撮れますし、絞ってシャキッとした現代的な写真も撮れます。
28mmというレンジファインダーでは広角のレンズを初めて使いましたが、スナップに最適な焦点距離だなと感じ最初に述べた購入経緯に合致しました。
今回改めて、下がりたくても下がれない環境は多いなと実感しましたが、京都の時に感じたストレスは全く感じませんでした。
ヨドバシカメラの写真もそうですが、広く撮れたなと感じたら寄ることは比較的容易にできます。
ちなみにこのレンズは50cmまで寄ることができるのもポイントかもです。

初めての28mmでつまらない写真を量産してしまうんじゃないかと不安でしたが、NOKTONの雰囲気にも助けられスナップというものを楽しめたので購入して本当に良かったです。

その場の景色、雰囲気を撮影できる印象です。
28mmを使ってみて、自分にとっての標準は35mmなのかもしれないと思い始めました←

改めましてYouTube動画も参考にしてもらえますと幸いです。
もし良かったらチャンネル登録してもらえますと励みになります😌

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カメラが大好きなヒト
『iTochAn Camera -いとかめ-』を運営
宅地建物取引士としても活動しています。

コメント

コメントする


The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.

目次